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執筆者の写真谷口ヒロユキ

第三回 『日常生活で表現力を鍛える②~本やマンガを様々な登場人物の目線で読んでみましょう~』

ここまでの振り返りとして。

表現力とは、自分の感情や思考を相手に伝える力のことです。

俳優や声優になりたい人はもちろん、日常生活でもコミュニケーションやプレゼンテーションに役立つスキルです。

しかし、表現力を身につけるにはどうすればいいのでしょうか?


今回は、日常生活で演技力や表現力を鍛える方法第二弾として、本やマンガを様々な登場人物の目線で読むことで演技力と表現力向上に繋がるものをおすすめします。


本やマンガを読むときには、どうしても主人公や自分に近いキャラクターに感情移入してしまいがちですが、それだけではもったいないです。

自分以外の人物や役柄になりきることができる力=演技力を養うことが出来ます。

以前お伝えしたように、演技力を向上させることで表現力も身につきます。


本やマンガを様々な登場人物の目線で読むというのは、例えば敵役や脇役、動物や物など、自分とは違う立場や性格、感情の持ち主になりきって物語を追うということです。

これをすることで、自分以外の視点や感覚に触れることができ、演技力に必要な想像力や共感力が養われます。


また、自分がそのキャラクターだったらどう話すか、どう動くか、どう表情を作るかなどを考えてみることも効果的です。

これは一人で出来る演技の練習方法の一つでもあります。

本やマンガのセリフやシーンをそのまま再現するだけでなく、自分なりのアドリブを加えてみることで、表現力が高まります。

もし可能なら、誰かに見てもらいながらすることもおすすめします。

最初は恥ずかしいかも知れませんが、客観的な意見や反応を得ることで、自分に気づきや改善点が見つかるかもしれません。


演じること、表現することをするのには、人前で慣れることもとても大事です。


慣れ=自然に出来る!です。


今回は、日常生活で演技力を鍛える方法のひとつとして、本やマンガを様々な登場人物の目線で読むことをおすすめしました。

これは自分の視野を広げるだけでなく、演技力に必要な想像力や共感力を高めることができます。

本やマンガは手軽に楽しめるエンターテイメントですが、それ以上に演技力や表現力向上のとても素敵なツールでもあるのです。

ぜひ試してみてください!


次回は「演技力が日常生活を豊かにする具体的な例」を取り上げてみたいと思います。

お楽しみに!

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