皆さん、こんにちは!
今回は演技の基本となる、コミュニケーションについて、5回に分けてお話したいと思います。
第1回目の今回は、どの様な関係があるのかを説明していきます。
演技とコミュニケーションには密接な関係があります。
演技は、自分が表現したいものを相手に伝えるための手段です。
そのためには、相手とのコミュニケーションが欠かせません。
そして、コミュニケーションの中でも重要なのが、相手に対する共感や理解です。
日常生活の中や、会社等で上司や先輩とのコミュニケーションを取る場合でも、自分の気持ちや考えを正直に伝えることも必要ですが、まずは相手に共感する事、リスペクトする事が大切です。
相手と同じ気持ちになり、共有し、共感する事で、結果、より深い表現が出来ます。
お芝居ならば、相手役の気持ちや環境を理解する事、自分の役の背景や感情を深く掘り下げることで、相手との共感や理解が生まれるのです。
演技は、表現するだけでなく、相手との共有や理解を生むことができる手段です。
日常生活でも、演技の考え方を参考にしたり、相手に対する共感を大切にすることで、より深い人間関係を築くことが出来ると思います。
つまり「演技=台詞を喋る」事では全くないです!
自分の心を開いて、相手とつながるためにも、台詞よりコミュニケーションを図ろうとする事が大切なのです。
とはいえ、自分自身が気づいていなかったり、隠してしまったり、相手の反応によって自分自身が変わってしまったりということもあります。
演技において大切なのは、自分自身や他の役者とのやり取りを通じて、表現力を高めることです。
しつこいですが、「演技はコミユニケーション!」
その為にもまずは自分自身と向き合うことが大切です。
何を表現したいのか、どんな気持ちで演じるのか、自分自身に問いかけてみましょう。
そして、他の役者とのお芝居中やお芝居以外でのコミュニケーションを図ってみましょう。
それによって、自分自身の内面を表現することがより一層出来るようになります。
次回は、演技の勉強に役立つ方法についてお話しします。お楽しみに!
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